タンパベイ・バッカニアーズ(NFL)
NBAのニュースが無ぃんすよ・・・。とぃぅことでですね、またNFLです。
昔のことや基本を知ろうと思って・・・ノート代わりに読んだことをまとめました。
★歴史(ひどい船出→守備最強のチームに)
低迷期
設立した最初の年がなんと0勝14敗で、その後のシーズンと合わせて26連敗というNFL記録を作ってしまったので、最初の監督のジョン・マッケイは随分責められた。「マッケイを港に投げ込もう!("Throw McKay in the Bay")」とファンにやじられた。自身もインタビューで「ホームで勝てない、アウェーで勝てない、どこでプレーするべきか私にはわからない。」などと答えたことがある。テレビの司会者は「無に帰ろう(Go for zero)」と書かれた紙袋を頭にかぶって、監督をからかった。4年目にプレーオフに出れたので「どん底から1位に("From Worst to First")」と呼ばれた。
その後もプレーオフに出たけど、ドラフトやトレードで随分失敗。オーナーのCulverhouseが94年に亡くなるまであまり強くなかった。
大転機(優勝への道のり)
95年にオーナーが変わり、Tダンジーなどの守備の専門家が来て、チームは強くなった。ダンジーは尊敬されていたがスーパー・ボウルには行けなかったので解雇された。
ダンジーの後に、ジョン・グルーデンが監督になった。監督1年目の2003年にいきなり優勝した。相手はJグルーデンが前年に監督をしていたオークランド・レイダースだった。優勝後、GMだったリッチ・マッケイはJグルーデンとの確執により、ファルコンズのGMになった。確執の原因はグルーデンがより大きな権限を要求したためらしい。
★ロゴ
約20年間、このロゴを使っていた。ある記者は「誰の心にも恐怖を与えないロゴだった。」と言ったらしい。ウィンクをしているように見えるので。そのため、後にどくろを使ったマークに変わった。バッカニアーズ(海賊、の意味)という名前がついたのは地元のGasparilla Pirate Festivalから由来している。
★タンパ2
Tダンジー、Mキフィン、Lスミスによって開発された守備のシステム。
基本的にはゾーンのカバー2。比較的複雑なシステムではないが、各ポジションは平均以上のスピードが求められる。このシステムを採用しているチームの選手は「ギャング・タックラー」と呼ばれる。
パスに対して・・・MLB、セーフティーの2人でディープ・ゾーンを3分の1ずつ守るので実質的にはカバー3に見える。OLBがミドルを2分の1ずつ守る。
ランに対して・・・選手は割り当てられたギャップを守る。試合、条件によって変わる。LB、ラインマンは平均以上のスピードが求められ、守備バックは平均以上のタックルの強さが求められる。
★モンテ・キフィン
現在、NFL最高の守備コーディネーターといわれている。TBで活躍中。(ものすごい優しそうに見えるんですけど・・・目がかわいいというか、特徴ありますね・・・。とてもギャング・タックラーの生みの親とは思えない。)
方針
・強さ、サイズより速さ重視(LBの位置にラインやSが頻繁に入る。DTはラン守備のため、速さが求められる)
・ヤードを獲得されても得点は許さない(bend-but-don't-break(曲げられても折れない)作戦、と呼ばれている)
・ひとつのフォーメーションで複数の戦略を使う(相手は作戦が読めない)
・攻撃的な守備でターン・オーバーを誘発する(ギャンブル性が高い)
★ジョン・リンチ
トップクラスのFS。強烈なタックルで有名。現在は移籍してデンバーの選手。
義理の兄弟のJohn Allredにヘルメットとヘルメットをぶつける強烈なタックルをして、ノック・アウトさせた(気絶したってことっすか?)
スーパー・ボウルで初めてヘルメットにマイクロフォンをつけた選手(2003年)。
★ジョン・グルーデン
現在の監督。ニックネームは「チャッキー(チャイルド・プレイのキャラ)」。試合中はとても怖い顔をしているので。(キフィンと対照的だ・・・チャッキーぽい写真をチョイスした俺も悪いけど・・。)
昔、大学での仕事をやめて、49ersでコーヒー係になり、その仕事中にプロの会議の話を盗み聞きしてプロのことを勉強した。そして見事に49ersのアシスタントコーチになり、バイト中に学んだウェストコースト・オフェンスの知識を使って活躍。その後、プロチームを渡り歩く。98年にレイダースの監督になり優秀な成績を残し、2002年にバッカニアーズに来て最初の年に優勝した。
★感想
適当に選んだチームだったけど、知りたいテーマが多くてよかった。
タンパ2のことやダンジー、グルーデン、キフィンなど。
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