ほんまに「SLAM」は神や。神サイトや。
アリーナスの超ロングサイズの記事を紹介してくれた。
ならば俺も超ロングサイズで応えよう。以下、記事要約。
★最近見た夢
「最近、無人島でバスケをした夢を見た。・・・ああ、まわりは海だ。コートのまわりは全部海だった。海の中にファンがいた。・・・(彼らは泳いでいたの?という記者の質問に)ゲームを見てたり、ジェットスキーに乗っていたり、もちろん泳いでるファンもいた。でもすごく遠くにいるんだ。この夢ってどういう意味だと思う?みんなに聞いてるんだけど。・・・(みんなと少し距離をおきたいとか、あるいはみんなに囲まれたいとかじゃないかな、という記者の答えに)そうだよな。・・・別の夢では、俺の歯が全部抜けたんだ。これは後ろから誰かに刺されるってことだろ。この夢の意味はわかったんだが(注・・・この解釈は全然一般的じゃない)。」
★ホテルに閉じこもる癖
「プロになって、遠征先のホテルの部屋を出た回数はたぶん全部で5,6回だと思う。全て故郷のLAでだ。・・・これは新人の年の出来事のせいだと思う。そのとき、俺はすごく落ち込んでて外に出ず、遊びに行かなかった。腕立てやジャンピング・ジャック(筋トレ)をしてた(これが原因だ)。これからも外に出るつもりはない。俺には外には何もないように思える。(遠征先の)町のことや遊ぶ場所を知らないし知ってる人もいないし。他の選手はクラブやステーキ・ハウスに行くけど、俺はいいんだ。夜中はひたすら筋トレだ。3,4本映画を見たり、テレビショッピングのCMを見る。最近買ったのは腸内洗浄商品だ。話に引き込まれた。彼の話しかたのせいで、商品がめちゃくちゃ良いものに見えた。」
★徹底したインドア派
いくつかの映画がDVD化された当日、アリーナスは地元の店でその新作を山のように買った。ジャンルはばらばらで、手当たり次第、腕いっぱいになるまで。(どれだけ買うつもり?という質問に、自分のあごをさして)「・・・この位置までだ。」「・・・家の外に出る必要がないほどDVDやゲームを持っている。全部持っていれば外に出る必要はないだろ?・・・ネットで話をするから誰かと話をするために家の外に出る必要もない。」
★成長期
「俺の成長を促してくれたのはMarc Jacksonだ。信じられないだろ。・・・GSと契約したあと、練習で、彼は俺とDean Oliverに対して思い切り強く当たってきた。「君はもうNBAにいるんだ。これからもっと痛みを味わうんだぜ。」というかんじで。毎日だった。試合にでたときは「もうこんな痛みにはなれてるぜ」という感じだったね。」
★成長期2
「新人のときスターターになれて俺は良い気分でプレーしてた。・・・ところがGペイトンに初めて出会った試合で、俺はベンチに下げられた。だが俺はハッピーだった。・・・彼がまだ「グローブ」だったときだ。マッチアップするたびスティールされた。彼は前半で18点も取った。そしてこう言ったんだ「ルーキー、俺がA.Iタイプの選手じゃなくて良かったな。もしそうなら、40点取ってたぜ。」・・・で、ブザーがなった。俺は「ああ、18点かよ、ベンチに下げられて良かった。ボビー・スーラ、やつらを倒してくれ、タイガー、頼むぜ!」てかんじだった。・・・最近の彼は俺よりスローだ。これを見逃すわけにはいかない。チャンスだ。これが俺のやり方なんだ。(That's my mentality)」
★寝る場所
「俺はソファで寝るんだ。ベッドでは寝ない。・・・(どうして?と聞かれて)俺は女性がいちゃいちゃしてきたりくっついてきたりするのがいやなんだ。だから起きてその場をはなれるんだ(これが原因だ)。・・・最近気づいたんだけど、女性はそうされるのが嫌なんだな。」
★競争的であること
オフの練習前、スタジアムのロッカーでわざわざLAからきた友達とNBA 2K6 on Xbox 360をするアリーナス。アリーナスがキャブズで、友達がウィザーズでプレー。友達を容赦なく攻めるアリーナス「(ゲームの中の)俺をドライブさせないとだめなんだよ。・・・そこはPGを2人使わないと。」友達は191点差をつけられた終盤、(ゲームの中の)アリーナスにロングパスをさせるがレブロンがスティール。
アリーナス「ごめんな、ギルバート。お前じゃキング(レブロン)は止められないんだよ。」
アリーナスは199点差で勝って恍惚とした表情。
★偏った食事
「アウェーでは、俺は毎日ハンバーガーを食べる。スタッフは違うものを食べさせようとする。だがそうはさせない。バーガー、バーガー、バーガー。俺はバーガーが好きだ。あるカナダの店で、俺は最高のバーガーに出会った。あの店を探す予定を立ててるんだが・・・あれは本当にソフトで最高だった。その夜俺は12個食べたんだ。」
★ひたすらトレーニング
ある夜の10時過ぎ。アリーナスはホームスタジアムのスタッフに電話をしてあいてることを確認。そして到着するやいなやひたすら階段を走るトレーニング。・・・呼吸音と激しい足音・・・その日が試合の日でも、練習がある日でも、寝るまで時間があるならひたすらトレーニング。
★他人とのバリアー
「俺は新しい携帯電話を買ったら、まず自分の家からその携帯に電話をして、馬鹿なメッセージを留守電にひたすら残す。「"It's me." "It's me." "This is Gilbert." "It's me." "It's Gilbert."」これでメッセージはいっぱいになり、だれも留守電にメッセージを残すことはできない。そうしなければ大変なことになる。13件もメッセージがやってくる。勘弁してくれ。たいていメッセージの内容は俺に面と向かっていえないことだ。そういうのは消去だ。」
★やる気のメカニズム
洋服棚から2001年のドラフト選手の表を取り出すアリーナス。リーグからいなくなった選手をペンで消していくアリーナス。「ん・・・・ペンがいるな。ユタ、ラウル・ロペス・・・最近見かけない。」
★成長期3
「小切手帳はもう決して見ないことにしている。新人のときに学んだ。初めての小切手帳は16,000ドルが限度だった。俺は「これだよ!俺もリッチになったぜ!」というかんじだった。踊った。しかしAジェイミソンのは360,000ドルが限度だった。俺の今年のサラリーと同じじゃないか・・・と思った。ボビー・スーラに聞いたら彼の限度額は5,000,000ドルだった。それからもう小切手帳は見ていない。」
★コレクション
地下室にはNBA選手のサイン入りジャージが山のようにある。スター選手はもちろんHターコルーのものまで。各選手のホーム&アウェー・ジャージをコレクション中。一日にジャージが3枚前後コレクションに追加され続けている。
★記者の感想
(この記事はアリーナスという患者の症状を診察していく、というスタイルで書かれている)これらの彼の行動全てが彼を気が狂った人物にしてしまっているが、同時に最高の選手にしている。
★一言
あー、しんど。1時間半もかかった。これでも削りまくってるんです。要約しまくってるんです。それでもこの量。
Tom Chiarella記者、グッド・ジョブ!!全文を正確に訳せばもっとこの記者とアリーナスの面白さが伝えられるんですけど。
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