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マイクロフラクチャー手術(自分なりのまとめ)

マイクロフラクチャー・・・小難しそうな話だからこれまでひたすらスルーしてきましたが、このブログの未来のエース、オーデンがこれにやられてしまったとあってはスルーするわけにはいかない。さっそくがっかりしながら調査してみました。

ちなみに僕には医学の知識がないので、この記事の文章を信用しないでください。じゃあそんな記事書くなよって話ですが・・・ブログは自分の意見を言う場所っすから・・・。以下の文章は、個人的に調査をした結果得た僕の解釈です。

手術の手順(骨髄様!オーデンの軟骨を、どうか治してください・・・)
マイクロフラクチャー手術とは、その名のとおり、骨にわざと小さな(マイクロ)切れ目(フラクチャー)を入れる手術。目的は軟骨の損傷を治すこと。以下、手順。

①関節鏡で検査をする。
②石灰化した軟骨の破片など邪魔なものを取り除き、きれいな状態にする。
③オール(きりの一種)で軟骨の近くにある骨(脛骨など)に非常に小さな穴をあける。
④その穴から染み出てきた血と骨髄を損傷部位に浸透させる。
⑤血や骨髄が血栓を作ったのち、軟骨を作る細胞を生み出す。

だから、この手術は基本的にわざと怪我をつくるようなもの。
血と骨髄の自然治癒能力に全てがかかっている。軟骨を復活させるわけです。
老人や肥満の人、軟骨の損傷部が2,5センチ以上の人にはいまいち効果がない手術らしい。

画像
20061116_114806_sp17microfracture_3Kマーティンの怪我の記事に、この画像があった。tibia(脛骨)に穴がいくつか開いてるのがわかります。②の銀色の道具で穴を開けたわけです。そこから血と骨髄をしみ出させて、その上のcartilage(軟骨)の損傷部位を満たさせて、軟骨の細胞を作らせるわけです。
★その他
以下、いろいろわかったこと。

デンバーポストの記者によると「簡単に言えば、この手術は穴を埋める作業のようなものだ。・・・プロのアスリートなら6ヵ月後には運動ができるようになるが、軟骨にできた穴が完治するのは1年以上の時間が必要。」ということだそうです。

・この手術を受けたが結局チームに解雇された、元ブロンコスの選手は「これは一か八かの手術だ。術後6週間は安静にする必要がある。リハビリはデリケートなものだし、その間は自分で自分の管理をしっかりしなくてはいけない。」と語っています。

このページでは、マイクロフラクチャーを''骨髄刺激''と表現している。

・ちなみに、骨粗しょう症(骨密度が減少する現象、骨の強度が弱くなる現象)の説明文にもマイクロフラクチャー(微小骨折、痛みのもと)という言葉がでてくる。でもこれは骨がスカスカになった結果起こる骨折のことを指しているので、マイクロフラクチャー手術とは別の話です。

・過去、マイクロフラクチャー術を受けたことがあるNBA選手のリスト。Mハープリングが2回もしていたとは。あの人、めちゃくちゃ頑丈そうに見えるんすけど。

以上、まとめでした。

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コメント

はぁぁぁああぁぁあぁああ~~~・・・・・・。
キングスに関係の無い選手の故障でこんなに悲しくてガッカリしたのは初めてですよ・・・。
最初に記事を見たときは目の前が暗くなりましたもん。

しかし、あの若さでマイクロフラクチャーやんなきゃならんとは・・・・・。う~ん・・・・。

投稿: mugi | 2007年9月15日 (土) 17時38分

彼の軟骨の損傷部位はとても小さいらしいので、早く治りそうな気もするし、・・・体のでかさによる負担のせいで、またのちのち別の場所を怪我するんじゃないかという気もするし・・・

大好物の甘いものを控えて体調をしっかり整えて、しっかりリハビリしてくれ、という気持ちです。

投稿: たつお(管理人) | 2007年9月15日 (土) 20時50分

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