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Dフォークの本の内容

リンク: DraftExpress: Book Review- David Falk: “The Bald Truth”.

90年代、Dスターンに次ぐ影響力を持っていた人物にして、Mジョーダンのプロデューサー(?)、Dフォークの著書のレビュー記事より。以下、本の内容。

・アイバーソンに解雇されたのは、アイバーソンの母親にファーストクラスの航空券を買ってあげなかったことが原因。

・KG、オロワカンディ、スプリーウェル、Gヒル、デュークのJウィリアムズのこと。Sケンプのひどい契約をまとめた他の代理人の話など。

・IトーマスやBハンターが会長をしていた時のNBA選手協会のまとまりのなさ、それが原因で選手協会はDスターンやオーナーとの交渉で下手に回ったことなど。ハンターにアドバイスしようとしたら、ハンターに「私は黒人だ。この業界で自分なりのアイデンティティーを確立したいんだ。だからあんたら白人の弁護士に相談はできない。」と言われたことなど。

・当時としては革命的だったジョーダンの3000万ドルの契約のこと。

・昔スターだったDフェリーはクリッパーズにドラフトされたのにクリッパーズでプレーしたくないためイタリアのチームに行った。この前例のない契約時のこと。

・Mビビーとキングス、またJハワード、モーニング、Sブラッドリーのこと。

・Eブランドがシクサーズに行った時の過程に関する真相。

・昔は、ドラフトにおいて、契約に関する権限は代理人が持っていた。そのためマジック・ジョンソンの25年2500万ドルの契約は彼により行われた。ただ、市場がこれほど拡大した現在のことを考えると、彼の実力にまるで釣り合わない契約になってしまい、大きなミスをした、と告白。

・大型新人として期待されていたPユーイングの代理人をしていた時、300万ドルの契約を獲得できると思っていたのに120万ドルしか提示されなかったので、フォークはニックスを脅して300万ドルの契約を取った模様。その時の台詞「このままなら彼をジョージタウンでもう1年プレーさせる。聖パトリックの降臨を期待してすでにシーズンチケットを買ったファンに、その旨を電話で伝えたらどんな事態になるでしょうね。」

・代理人業界の変化についても言及。90年代に入り、(高校卒業後直接NBAに入る選手が増えたので)選手が代理人を選択するにあたり、大学の監督よりもAAUの監督が重要な役割を果たすようになった。そのため、業界は大きく変わった模様。また、彼自身も会社を売却したことなども。

この記事を書いた、記者の意見の要約「この本は、顧客獲得という営業目的があるのか、成功話が多すぎる。彼自身の心の葛藤や業界改革に向けての提言があればよかったのだが。とはいえ裏話に興味あるスポーツファンにとっては素晴らしい本であり、それ以外の人にもビジネスにおける彼の信条は引き付けられるところがあるだろう。」

本を買わなくてもDフォークについてはWikipediaにかなり詳しく書かれているのでそちらを読めばある程度のことはわかりますが・・・やはり読んでみたい。90年代のNBAを知っている人にはおもしろいんじゃないでしょうか。

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