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シーズンプレビュー(ピストンズ)

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Bウォレス「Gモンロー君。お前、いや、君が噂の大物新人か。僕の後輩になるんだね。よろしく。優しいお兄さんがしっかりレッスンしてやるからね。」

■この夏に得た主なもの

Tマグレディ、Gモンロー、Tホワイト、Aデイの筋肉

■この夏に失った主なもの

Kブラウン、ヴィラネバやバイナムやスタッキーのぜい肉

■最高のシナリオ

シーズン開幕頃に、ミシガン州にゆかりのある金持ちへ、チーム売却が決定する。Jデュマースは、将来について新しいオーナーと話し合いをするが、それに時間を取られ、チーム運営がおろそかになる。

Tマグレディはスーパーヒーローらしさを見せるが、スーパーヒーローのように1日3分くらいしか機能しない。それでもマグレディは出場時間に不満を言うので、シーズン中盤に解雇される。結果、ジェレブコ、バイナムに出場時間がまわってきて、彼らは成長する。

Bゴードンは出場時間が短いこともあり、リズムになかなかのれない。しかたなく、Jデュマースはシーズン中盤にウィングの選手を出してビッグマンを獲得する。だが、その選手はチームに溶けこんで機能するまでには至らない。結果、40勝前後勝つが、ピストンズはプレーオフに出場できない。デュマースに対する批判が高まる。

シーズン後、新しいオーナーはディフェンス重視のピストンズ・バスケットボールの復活を望み、そのために大改革することを決める。シーズン後、オーナーは「Jデュマースは自分がいいと決めた選手に愛着を持ちすぎているため、改革の担当者として不適当」と判断する。結果、デュマースは勇退する。新しい監督にはディフェンスの専門家が選ばれる。組織は一新され、ピストンズ・バスケットボール復活の狼煙が上がる。

■最悪のシナリオ

けが人はそれほど多くないものの、ディフェンスを中心に多くの点でチームは機能せず、その全てが解決されないままシーズンが終わる。

Rスタッキーは得点を重ねるが、そのせいで他の選手があまり機能しない。メンバーは比較的健康に過ごすが、出場時間にそれぞれが不満を持ち始め、チームケミストリーが損なわれる。

ヴィラネバが健康に過ごすせいで、チームのオフェンス力は上がるがディフェンスはもろくなり、ジェレブコの出場時間も減る。Gモンローはいい選手だが、Bウォレスとは違いディフェンス面ではまだ機能しない。トレードでビッグマンを獲得するが、これも機能しない。Bウォレスは酷使され、徐々に彼のプレーは効果的でなくなる。大事な時期にウォレスを欠き、ピストンズはプレーオフを逃す。

不況の影響もあり、新しいオーナーは当分の間、コスト削減を重視する決断をする。シーズン後、新しいオーナーはこれまでどおり、デュマースにチーム運営を任せる。しかしデュマースは選手への愛を捨てきれず、将来を支えるPGはRスタッキーと判断し、彼と長期契約を結ぶ。

■参考記事(マネジメントについて)

・デュマースに関する記事。補強したいポイントについて、Jデュマース「ビッグマンは本当に希少種なんだ。・・・PFがほしい。」

昨シーズンについて「昨シーズンは異常なシーズンだったと思いたいね。今シーズンはせめて、フルメンバーで11試合は戦いたい。大胆な数字かもしれない。でも正直な気持ちだ。」

・Jデュマースに関する記事。最近の彼の決断には謎が多いぜ、という内容。

・オーナー候補者に関する記事。ミシガン州にゆかりのある人は以下の2人。

・オーナー候補のトム・ゴアズに関する記事。Mキューバンのような若いやり手。学生時代はミシガン州で過ごした模様。

・オーナー候補のマイク・イリッチに関する記事。ピザ屋のオーナーで、地元のレッドウィングスなどのオーナー。

■参考記事(Jジェレブコについて)

・Jジェレブコに関する記事。ヨーロッパ選手権の試合で大活躍だった模様。

・Jジェレブコに関する記事。昨シーズンは非常時にPGもした彼について、アシスタントコーチ「彼のポジションは3番か4番かわからないな。とにかくフォワードだ。レブロンの相手もするし、PFもディフェンスする。リバウンドもやるし、賢く、気合いが素晴らしい。」

ヨーロッパ選手権の感想について、ジェレブコ「よかった。俺がエースで、ポゼッションの90%は俺が関わった。1番から5番までやった。指揮も、ピック&ロールも、ポストアップも、アイソレーションもやった。」

・Jジェレブコに関する記事。彼について、筆者「昨シーズンは彼とBウォレスのおかげでひどいシーズンでも楽しめた。オフェンスリバウンドを何度もとったり、相手を困らせたり。・・・彼のシュートの65%はゴール下だから、遠めからのシュートはそれほどない。基本的にリバウンドやカットから得点する。アイソレーションがうまいわけじゃない。ディフェンスではPFを守ることがあるが、ポストプレーやピック&ロールの対処に苦戦していた。・・・SFをやるほうが、攻守の面で向いている。しかしトレードなどがない限り、このチームでは彼はPFを務めることになりそうだ。」

■参考記事(ガード陣について)

・Bゴードンのインタビュー記事。昨シーズンについて、ゴードン「多くの人は俺がリズムに乗れていなかったと思っていた。俺の場合、とぎれとぎれの時間でリズムに乗るのは難しい。他のシューターと同じように、アジャストするには時間がかかる。ある程度出場しないとリズムに乗れない。今シーズンも昨シーズンのようになっても・・・そうはならないと思うけど、俺は準備ができている。・・・ただシュートセレクションは改善しないといけない。・・・昨シーズンはあまりレイアップを狙わなかった。今シーズンはそこに注意をしないといけない。」

・Rスタッキーのインタビュー記事。PGとSG、どちらに重きを置いているかについて、スタッキー「両方のポジションをマスターしようと思っている。今シーズンはPGをやることが多いと思う。ウィングの選手が多いから。でもSGに戻されるかもしれないから、わからないな。どちらも好きだよ。」

・Rハミルトンに関する記事。テクニカルファールの基準が厳しくなることについて、ハミルトン「俺のように感情を出してプレーする選手にとっては、きついね。テイション(プリンス)のような何を考えているのかわからないような男は大丈夫だろう。俺みたいなやつはたんまりもらいそうだね。」

■参考記事(Bウォレスについて)

・Bウォレスに関する記事。彼について、筆者「昨シーズンの彼は、+-、O-Rating,、D-Ratingでチーム一番のスタッツを残したので、チーム最高の選手と言っていい。驚くことに、彼がコート上にいるとき、チームのオフェンスは最も機能していた。彼のリバウンド、スクリーン面での上達がチームのオフェンスを効果的なものにしていた。」

「彼との契約が、この夏のチーム最高の動きと言っていい。ベンを2年最低保証額でとれた。いいスタッツを残したので、優勝候補のチームに狙われていただろうし、また、ベンは行きたいところに行くこともできたはずだ。でもベンはここを選んだ。」

「彼はシーズンの終わりの頃になると動きが悪くなっていた。理想としては、Gモンローがその頃にスタメンになれる実力をつけてくれると嬉しい。・・・Gモンローが成長せず、82試合もベンが先発で出ないといけないチーム状態のままなら、プレーオフ進出はないだろう。」

・ウォレスのインタビュー記事。若手が熱心に練習するので俺は気に入っている、という内容など。

■参考記事(その他)

・Gモンローに関する記事。彼について、筆者「ジョージタウン大学のプリンストンオフェンスのもとで、彼は主にハイポストでプレーしていた。リバウンドを取りにくいポジションで、エースとして、パッサーとしてプレーしていた。・・・だからピストンズでは、彼は多少効果的にプレーできるようになるんじゃないだろうか。・・・モビリティーに欠けるので、ペリメーターでのディフェンスには不安がある。」

・ピストンズの雑誌。Gモンローが表紙。マニアック。

・メディアデーまとめ記事画像

・プレビュー記事

・Cヴィラネバのインタビュー記事

・Cヴィラネバのインタビュー記事。7ポンド体重を落とした模様。

・Wバイナムのインタビュー記事。Tグローバー仙人のところで修行してきた模様。体重も落とした模様。

・Aデイに関する記事。「以前の僕はガリガリで、165ポンドのウェイトリフティングが10回もできなかった。けど今では、10セットもできるようになるほどムキムキさ。体重も新人の頃からかなり増やしたんだぜ」という内容。

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シーズンプレビュー(ペイサーズ)

この記事のはるか下のほうに、出場停止になった選手などについての残念な記事を訳したんで、興味ない人は読みとばしてください。

■この夏に得た主なもの

Dコリソン、Jポージー、Pジョージ、さっそく出だしでつまずいた若者

■この夏に失った主なもの

Tマーフィー、Eワトソン

■最高のシナリオ

SGを整理していいPFをとればプレーオフに行けるかもしれないね。ポージー、PFやんなさいよ。

■最悪のシナリオ

もうヤダ。今日はNBA選手の黒い部分を見る気分じゃなかったのに。反省してください。

■参考記事(マネジメントについて)

・Jオブライエン監督に関する記事。どん底のチームを何とか楽しめるチームにしてくれた点は評価するが、ローテーションをコロコロ変える点だけは全く支持できない、という内容など。

・オーナーとのインタビュー記事

■参考記事(Jポージーについて)

昨シーズンのJポージーに関する記事

彼の長所について、筆者「素晴らしいリバウンダーだ。ジャンプ力はないが、ボックスアウトを怠らない。・・・チャージングを誘うのもうまい。PFへのディフェンスもよく、アイソレーションでは相手のFG%を38%に抑える。スクリーナーとしてもうまく、ピック&ポップからのシュートもいい。・・・汚いと言われるくらい、タフだ。」

短所について、筆者「遅すぎる。昔のようにSGやSFを守れない。スクリーンプレーでは経験を使って予測しながらディフェンスをしていたが、スピードのある選手には全然ついていけてなかった。ピック&ロールでは54%もの確率で相手にシュートを決められている。・・・ファールの多い日は本当に多く、フレグラントファールをもらうほど熱くなることがある。」

ペイサーズでのポージーの役割について、筆者「彼はSG/SFというより、今はSF/PFという感じだ。ベテランとしてチームに恩恵をもたらしそうだ。スモールラインナップではPFをするかもしれない。・・・昨シーズンは、スポットアップシュートの確率がたった34%と、苦しんだ。・・・彼を出場させると、リバウンドやディフェンスでは貢献してくれそうだが、フロア上からシューターが一人いなくなることになりそうだ。」

■参考記事(選手について)

・昨シーズンのペイサーズのスタッツに関する記事。Dグレンジャーについて、筆者「他のスター選手と違い、Dグレンジャーのスタッツには特筆すべき点がない。スター選手には飛び抜けて素晴らしいエリアがあるものだが、彼はコート上のどこからシュートを打っても、リーグの平均レベルの確率でしか決めれていない。しいて言えばスリーが少し平均よりいいくらいだ。」

Rヒバートについて「彼はゴール下のシュートよりも、ミドルレンジのシュートでリーグ平均以上の数字を残している。」

Tマーフィーについて「スタッツ上、彼はリーグで稀有の存在だ。どのエリアからでも平均以上の確率でシュートを決めている。ペイサーズの選手であるせいか、このことは注目されていない。彼のスリーを、チームは惜しがるだろう。・・・スリーを積極的に使うペイサーズにとって、彼の移籍は大きなマイナスだ。」

・グレンジャーのインタビュー記事。ペイサーズについて、グレンジャー「チーム最大の弱点はリバウンドになるだろう。でもリバウンドはやる気が全てだからね。やる気があれば大丈夫さ。・・・オフェンスではときどき停滞するだろう。だからディフェンスで相手にプレッシャーをかけて速攻につなげる。そうすればハーフコートオフェンスの回数も減るよ。」

■参考記事(その他)

・PジョージとRヒバートのボクシング動画。ヒバートは体脂肪率をずいぶん落とした模様。

・プレビュー記事

・プレビュー記事




































■参考記事(ダメな人たちについて)

・Bラッシュに関する記事。彼はマリファナ使用発覚のせいで5試合出場停止になった。

彼について、記者「薬物検査で5試合出場停止になるということは、マリファナの使用が3回発覚したということだ(LSDなどの使用は一発でリーグ追放)。規則では、マリファナの場合、1回目のアウトで更生プログラムをうけ、2回目のアウトで罰金と更生プログラム、3回目で5試合出場停止と更生プログラム、になる。この検査が行われるのはシーズン中だけだ。ちなみに最初の2回のアウトはチームには通達されないから、チームは知らないふりをしていたというわけじゃない。初耳だろう。」

「つまり、彼はマリファナの常習癖を捨てれなかったのだ。NBA選手は通常、マリファナをやる場合、オフの間にする。検査のない期間だからだ。3回もアウトになるということは、ドープ(マリファナ)にどっぷりはまっているドープ(馬鹿者)ということだ。」

「マリファナは邪悪なものだ、とは私は言わない。使用者は非難されるべきとは思うが。私も若い頃はかなりひどいことをした。だが「シーズン中の10月から5月だけは使用しないでください」という決まりがあれば、昔の私でも従っていたよ。Bラッシュはそれすらできない馬鹿者なんだ。そんな選手と優勝なんて無理だ。チームのことを考えてないか、金のことしか考えてないか、どちらかだ。」

・新人のLスティーブンソンの事件の記事。スティーブンソンは家でずっと彼女の帰りを待っていたが、彼女は朝の5時に友達2人と家に帰ってきた模様。スティーブンソンは我慢できず「何考えてるんだよ」と言って彼女を階段から突き落とした模様。で、スティーブンソンは逮捕されてしまった模様。

■一言

スティーブンソンは彼女(実質、嫁)を突き落としたあと、さらにひどいことしてますから。バードはこの2人をチームに残すのか。わかんないすね。

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シーズンプレビュー(キャブズ)

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新たな時代の始まり。

■この夏に得た主なもの

Rセッションズ、Rホリンズ、Bスコット、大きなトレードエクセプション

■この夏に失った主なもの

レブロン、シャック、Zイルガウスカス、Dウェスト、Sテルファー、Dフェリー、Mブラウン、町の活気

■最高のシナリオ

親愛なるキャブズファンの皆さんへ

ご存知のように、かつてのヒーローは、もはやキャブズの一員ではありません。彼のナルシストさが存分に表現されたあの番組で、みなさんがご覧になったとおりです。ずっと応援してきた選手があのような形で出ていくということは、本当に残念なことです。

私は以下の内容を保証します。クリーブランド・キャバリアーズが、あの男並の実力、人気、経済効果を持つ選手を獲得できる可能性は、少なくとも今後10年、ありません。どれだけの指名権を得ようと、ありません。私は、保証します。

あの男の利己的な理由による行為により、オーナーはかつてない復讐心に燃えています。それでも、無理です。

しかし、いいニュースもあります。あの男の冷淡な行為により、クリーブランドにかかっている呪いが解けることになるでしょう。クリーブランドの町のスポーツチームとファンを何十年も苦しめてきた「呪い」は、あの男がオーナーのケツにキスをする日まで、彼につきまとうでしょう。そのおかげで、遠くない未来、キャブズはファイナルにまぐれで1回くらいはいけるでしょう。オーナーは復讐心に燃えています。積極的に補強をするでしょう。この夏より最低な夏はもう来ません。クリーブランドの皆さん、明日という日を常に楽しみにしていてください。

■最悪のシナリオ

親愛なるキャブズファンの皆さんへ

ご存知のように、かつてのヒーローは、もはやキャブズの一員ではありません。彼のナルシストさが存分に表現されたあの番組で、みなさんがご覧になったとおりです。ずっと応援してきた選手があのような形で出ていくということは、本当に残念なことです。

私は以下の内容を保証します。クリーブランド・キャバリアーズが、あの男並の実力、人気、経済効果を持つ選手を獲得できる可能性は、少なくとも今後10年、ありません。万が一、再び彼のような選手を獲得できたとしても、彼と同じように出ていきます。私は、保証します。

あの男の利己的な理由による行為により、オーナーはかつてない復讐心に燃えています。それでも、これは確実です。

クリーブランドにかかっている呪いが解けるのか、私には疑問です。クリーブランドのスポーツチームとファンを何十年も苦しめている「呪い」は、異常な強さです。私には原因が何であるのかわかりませんが、解明され、解決されることを望みます。クリーブランドの皆さん、別の楽しみを見つけ、今日という日を有意義に過ごしてください。

■参考記事(マネジメントについて)

・オーナーのインタビュー記事。オーナー「レブロンがいたときは長期的視野にたった計画というものにはそれほど目を向けていなかった。・・・レブロンと共に優勝することはできなかった。これまでのやり方ではワンマンショーになる可能性がある。優勝にはチームアプローチが必要だ。」

・Bスコットのインタビュー記事。ネッツ時代、監督とキッドの間には確執があったことについて、スコット「当時の私は若くて、彼とは問題があった。私は古風な監督だから。若い選手は、そんな監督とうまくやれないことがある。」

■参考記事(選手について)

・Rセッションズのインタビュー記事。バックス時代の師匠役であり親友であるMウィリアムズとポジション争いをするのが楽しみだ、という内容。

・Mウィリアムズのインタビュー記事。最後にレブロンと話した時の様子など。

・Mウィリアムズに関する記事。ウェイドの「プレーオフでは、レブロンは諦めてなかった。チームメイトが助けなかったどころか彼のプレーを悪くしていた。」という発言に対して、ツイッターで、Mウィリアムズ「おい、記事を読んだぞ。発言に気をつけろ。」

・Dギブソンに関する記事。昨シーズンは出場すればいい成績を残していたのに機会が与えられなかったこと、ファンも彼の出場を望んでいた、という内容。

ファンに向けての手紙で、ギブソン「俺たち、キャブズはどこにも行ってないことを忘れないでくれ。ピースがひとつなくなっただけだ。今もこのチームは勝つ気でいっぱいだ。」

・Aジェイミソンのインタビュー記事。監督について、Aジェイミソン「彼は僕がこのチームのリーダーになることを期待している。僕も喜んでやる。彼のアップテンポなシステムは僕にあっている。オフェンス面では、ウィザーズ時代に近くなると思う。」

・バレジャオのインタビュー記事。レブロンの移籍はしかたない、という内容。

・Rホリンズに関する記事

■参考記事(その他)

・プレビュー記事

・プレビュー記事。レブロンが出ていったということ以外、何か記事にするべきことはあるのかい、という内容など。

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シーズンプレビュー(バックス)

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鹿注意!

■この夏に得た主なもの

Cマゲッティ、Dグッデン、Lサンダース、Kドゥーリング、Cダグラスロバーツ、Bジェニングスの自信の増分(かなりの量)

■この夏に失った主なもの

Lリドナー、Kトーマス、Dガズリッチ、Mレッドの存在感

■最高のシナリオ

Bジェニングスなど若手が大きく成長し、バンゴ(マスコット)のように激しくプレーする。成長する選手が多く、バックスは多くの人が応援したくなるチームになる。

Aボガットは怪我の影響もあり、序盤は様子を見ながらの出場になるが、中盤から調子を上げる。各選手は役割をしっかりこなす。イリャソワは成長して”Turk Nowitzki”と呼ばれる機会が増え、Lムバ・モーテ王子様もディフェンスの影のエースへと成長し、ディフェンス関連の賞を受賞する。

Mレッドが2月に復帰するが、そのせいでまたチームケミストリーが損なわれる。そこで、バックスはトレード期限前に契約最終年のMレッドを使って、地味だが確実にチームを強くする選手を補強をする。結果、チームには大きな弱点がなくなる。

バックスは50勝前後の成績で、地区優勝する。プレーオフに入るとボガットは絶好調になり、小さめのチームであるホークスを破る。バックスはカンファレンスファイナルまで行き、マジックあたりに負けるが、非常に見ごたえのあるシリーズになる。

■最悪のシナリオ

バックスは堅実にチームを作っているので、大崩れはしない。しかし、スモールマーケットのチームであることを実感するシーズンになる。

CダグラスロバーツかBジェニングスのどちらかがツイッターで、言ってはいけないことを言ってしまう。そのため、バックスは選手に対してツイッターなどの使用に大幅な制限をする。記者とのインタビューでは、選手は自粛して地味なコメントしか残さなくなり、メディアで話題になる機会がさらに減る。今以上にスター扱いされたいジェニングスは窮屈な思いをし始める。

Mレッドが2月に復帰するが、そのせいでまたチームケミストリーが損なわれる。そこで、バックスはトレード期限前に契約最終年のMレッドを使って、地味だが確実にチームを強くする選手を補強をする。結果、チームには大きな弱点がなくなる。

バックスは40勝台でプレーオフに進むが、1回戦で、スターを何人も揃えたヒートと対戦する。チームの総合力はほぼ互角だが、まるで審判はヒートを応援しているかのように、大事な局面でヒートにフリースローを与える。結果、バックスはボコボコにやられる。チームの全員が虚脱感を感じ、シーズン後、ジェニングスはスターとプレーしたいと言い始め、大都市でのプレーを希望し始める。

■参考記事(Bジェニングスについて)

・Bジェニングスに関する記事。筆者「昨シーズンの後半やプレーオフでは、ジェニングスの得意な左側をしっかりディフェンスするチームが増えて、ジェニングスが苦しんだ。・・・この夏は右からでも攻められるように練習しないといけない。」

・Bジェニングスに関する記事。GMのハモンド「彼は右手を使うプレー、ディフェンス、ジャンプシュート、あらゆることを練習している。昨シーズンの彼はよかったと私は思っているが、本人は満足してないようだ。」

・Bジェニングスのインタビュー記事。FG%が低いという批判について、ジェニングス「これからダンクを狙っていかないとな。ブロックされるのにはうんざりしている。」

・Bジェニングスのインタビュー記事。ジェニングス「今年は50勝して、1回戦を突破したい。アベレージでダブルダブルも記録できれば嬉しい。・・・マイアミのようにグループを結成するのが流行っているのか?そうなら、ファンは俺がTエバンスやSカリーと組むのを期待するんじゃないかな。タイリクとステフォンに相談してみるよ。」

・バックスに関する記事。バックスについて、Bジェニングス「レブロンがセントラルディビジョンからいなくなったので彼に感謝している。ここで首位になる可能性ができた。あとはブルズとの争いだ。・・・俺はもうルーキーじゃないので、(各選手の仕事ぶりに対して)自分の意見は堂々という。もうかなりのことを経験したから。・・・俺達を甘く見ないでほしい。いい選手が揃っている。どのチームに注目しようと勝手だが、俺たちが話題になるように勝っていく。」

・Bジェニングスに関する記事。「俺がUSA代表チームに選ばれなかったのは、俺がNIKEではなくアンダーアーマーと契約してるからじゃないの」という内容。

・Bジェニングスに関する記事。USA代表関連の発言について、ジェニングス「俺が言いたいことは、トライアウトにも呼ばれなくて俺は驚いた、ということ。チームに入れろとは言わないが、せめてトライアウトは受けさせてほしかった。俺はそれだけの活躍を去年したし、ヨーロッパでのプレー経験もある。・・・代表チームにはおめでとうと言いたい。アメリカに勝ってほしいからね。そこに文句をいうつもりはないよ。・・・2012年まで時間はあるから、それまでに俺の実力を見せる。俺はとにかくトライアウトを受けて、すごい選手と一緒にプレーをして、俺の実力をはかりたいんだよ。」

・Bジェニングスに関する記事。ジェニングスがツイッターでYUNGBUCK3というアカウント名を使っていたせいで、ラッパーのYoung Buckが文句を言ってきたときのツイッターでのやりとりが載っている。

Young Buckに対して、ジェニングス「アカウント名のことで俺に文句をいうなよ。(顔の似ている)リッキー・デイビスとでも名乗れよ。・・・あんた、Gユニットをまたやりたくて50セントに泣きついてるんだろ。」

・Bジェニングスのインタビュー記事

・Bジェニングスの半裸ダンス動画

・Bジェニングスがレイダースの服を着て写っている画像

・Bジェニングスに関する記事。ラッパーのリュダクリスと会った時の記事。

■参考記事(Cダグラスロバーツについて)

・Cダグラスロバーツに関する記事。ネッツでの不満について、ダグラスロバーツ「ネッツではSFをやらされていたが、俺は明らかにSGだ。・・・移籍前、俺は(ネッツの)Rソーンにプロ選手らしく「新しいスタートを迎えたい」と言った。・・・トレードを要求したとは言われたくないな。俺はトレードを要求したわけじゃないからね。・・・トレードが決まって俺は大喜びしたよ。」

ダグラスロバーツのポジションについて、GMのハモンド「彼はスウィングマンだ。彼はSGだと言うだろうけどね。」

・モー・ウィリアムズが「引退したい」とツイートしたことに関して、ダグラスロバーツ「モー・ウィリアムズはレブロンがいなくなったから引退したいってさ。ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ。27歳くらいなのに。怪我のせいじゃなくて、傷ついたからって。ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ。まじでROFL状態。ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ。」

■参考記事(Lムバ・モーテについて)

・Lムバ・モーテの記事。彼について、Kデュラント「このリーグでは、彼とRアーテストが最もタフなディフェンダーだ。」

・Lムバ・モーテのサイトの記事。記者のJホリンガー「私は彼をサード・オールディフェンシブチームの選手として投票した。彼はSFもPFも、インサイドもアウトサイドも守れる。最も過小評価されているディフェンダーだ。彼がランキング上位に入らない唯一の要因はオフェンスだ。」

・Lムバ・モーテの記事。スターだらけのヒートについて、Lムバ・モーテ「正直なところ、俺にとっては良い状況だ。あの3人とは年に4回対戦するだけでいいからね。12回もやらなくていい。彼らをディフェンスするのが僕の仕事だったから。」

・王子・・・Lムバ・モーテは故郷であるカメルーンの村の王子。

■参考記事(Cマゲッティについて)

・フリースローに関するデータ。フリースローをもらいにいくアグレッシブさを表すスタッツ上、1位の選手はマゲッティ。レブロンは5位、ウェイドは13位。

・マゲッティに関するデータ。去年は主にPFとしてプレーしていたにもかかわらず、オフェンス面でのスタッツはいい。だが、やはりディフェンス面のスタッツはひどい、という内容。

・Cマゲッティに関する記事。この夏に、左足首の骨のかけらを取り除く手術をしたので、まだプレーできないという内容。

■参考記事(その他)

・Aボガットのインタビュー記事。オフの補強について、ボガット「ジョン(サーモンズ)はプレーオフで活躍したから、正直なところ、彼とは再契約できないと思っていた。再契約が決まったとき、俺はとても喜んだよ。・・・オーナーはずいぶん資金を使ってくれた。・・・だが今年はいい問題が多い。マゲッティをスタメンにするのか、など。監督はローテーションのメンバーを絞らないといけないから困ると思うよ。」

・Mレッドに関するデータ。彼がコート上にいるときの+-は-12。

・若手PFの記事。世界選手権を通して、イリャソワは”Turk Nowitzki”として徐々に成長している、という内容など。

・バンゴ(マスコット)の無茶なアクション動画

・バンゴの中の人の顔画像

・プレビュー記事

・プレビュー記事

・プレビュー記事。バックスのオフェンス面での課題はFG%とFT数の向上、という内容。

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シーズンプレビュー(ブルズ)

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オバマ大統領「私の任期の間に優勝してくれ。必要ならどんな権力でも使おう。そのために私は大統領になったのだからね。」

・・・ということを言ってるのでしょうか。

■この夏に得た主なもの

Tディボドー、多くのジャズの選手、CJワトソン、Kトーマス、やけに若いコーチ陣、オバマからの大きな期待、オーナーは高い買い物が本当に嫌いなのだなという評価

■この夏に失った主なもの

Vデルネグロ、Kハインリック、Bミラー、Hウォリック、デル・ハリスなどベテランコーチ陣

■最高のシナリオ

シカゴ・ジャズは新監督一年目ながら、前評判通りの強さを見せる。

ティボドー監督はあらゆるスキームを駆使し、適材適所な選手起用をする。また、Lデンは健康に過ごすだけでなく、シュートレンジを広げ、メロ以上に効果的なスコアラーであることを証明し、一皮むける。3人ほどが、オールスターに選ばれる。

ブーザーがオフェンスで、ノアがディフェンスの要として、昔のKガーネットのように素晴らしいプレーをする。悲惨なシーズンを送っているセルティックスのファンは、数年前の自チームとブルズを重ねて見てしまい、ブルズがグリーンウィークなどで緑のユニフォームを着るときだけ、彼らを応援してしまう。

シーズン中盤に監督の方針が浸透し始め、50勝近い成績でプレーオフに進む。プレーオフでもどんどん勝ち進むので、オバマ大統領は仕事が手に付かなくなる。ブルズはボストンを破り、カンファレンスファイナルまで一気に進む。そしてジャズのような堅実なチームが誕生する。

■最悪のシナリオ

チームはあいかわらず小さくまとまってしまう。新しく加入した選手はブーザー以外全員、穴が目立ち、控え選手の域を抜け出せない。監督は今までと違う環境に、思った以上にてこずる。

ブーザーが得点を重ねても、ディフェンス面でやはり難があり、勝利にはいまいち結びつかない。詳細なスタッツ上ではTギブソンが出場するときのほうがチームにとっていい、という結果になる。また、デンにかかった呪いは今年も解けない。ブーザーとデンの契約のせいで、Jラインズドルフは毎日イライラする。

トレード期限を過ぎた頃に、CJワトソンはPGとしては使えず、BゴードンのようにSGとして起用するしかないことがわかり、大事な時期にチームは控えPGに苦しむ。Dローズはやはりジャンプシュートが入らず、なめられたディフェンスをされて、セクシーさが少し損なわれる。

プレーオフには出るが、大事な試合でブーザーはやはり怪我をして、チームはSスカイルズのいるバックスに1回戦でやられる。「これならDグッデンと契約したほうが安くついたぜ」と言われ、ブーザーはシカゴでもいまいち愛されなくなる。2年後に監督は解雇されるが、監督の評価はデルネグロ以上スカイルズ以下、という評価になる。

■参考記事(監督などについて)

・セルティックスのピック&ロールのディフェンスに関する記事。筆者「ピック&ロールのディフェンスにおいて、マジックのヘッジングはリーグで一番だと思う。機動力のあるDハワードやRルイスがいるからだ。・・・スイッチは機動力のないビッグマンがいるチームが使うディフェンスで、スパーズがとてもうまく使用している。」

「ティボドーのいるセルティックスはリーグ最高クラスのピック&ロールディフェンスをしている。彼らはヘッジングやスイッチを使わず、”スウォーム(群がる)”する。つまりスクリーナーを無視してボールハンドラーに群がってディフェンスをする。ヘッジングと違い、ディフェンダーはスクリーナーをカバーしに戻らない。そして、その他のディフェンダーはボールハンドラーに注意を向け、スティールを狙う。」

・アシスタントコーチ陣に関する記事。筆者「昨シーズンと違って、経験の浅いアシスタントコーチが多い点は、ティボドーのような新米監督には少しきつそうだ。」

Aグリフィンについて、筆者「Aグリフィンは選手時代からコーチ陣と仲が良かった。去年、バックスのスカイルズは彼をすぐに獲得した。今年、グリフィンは新顔のティボドー監督とチーム経営陣をとりもつ役をするだろう。」

・Tティボドーのインタビュー記事。ティボドー「ブーザーを主にピック&ロールで使うが、彼のパスのうまさを使うオフェンスもする。」

・Tティボドーのインタビュー記事。シカゴ生まれのDリバースからシカゴの話をよく聞いていたので街のことはかなり知っているよ、という内容。

・Kコーバーのインタビュー記事。ティボドーについて、コーバー「とても賢い監督だ。もうチームで練習をしているが、彼は僕たちに考えさせてプレーさせるタイプではなく、やるべきことを言ってくれる。」

■参考記事(Lデンについて)

・Lデンに関する記事。この夏のヨーロッパ選手権の試合では、意外なことに彼のシュートの42%がスリーで、約40%の確率で決めていた、という内容。

・Lデンに関する記事。筆者「彼に対する批判は多いが、詳細なスタッツ上では多くのカテゴリーでトップ10に入っており、リーグトップクラスのSFであることは否めない。」

・トレードの噂になっているLデンとCアンソニーの比較に関する記事。筆者「もちろん私はアンソニーが劣っているとは言わない。しかし、詳細なスタッツを使って比較すると、効果的に得点をしているのはむしろデンのほうであり、スリー、FG%、リバウンド、TO、ブロックなど多くの点でもデンの数字のほうがいい。健康という問題はあるが。・・・Cアンソニーのスタッツは、彼が中心選手である点、健康な点、オフェンスのペースの速さという点で大きくなっている。」

・Lデンに関する記事。20年ぶりに故郷の南スーダンに戻った時の動画など。故郷に行った感想について、デン「故郷だと思える場所、自分が亡命者じゃないと思える場所は初めてだ。」

■参考記事(ビッグマンについて)

・昨シーズンのJノア評価記事。筆者「新人の時は荒削りだったが、昨シーズン前に筋力を増やし、左右のフックを身につけ、ジャンプシュートの確率も上げた。パスもうまい。ディフェンスでは素早い相手も守れる。ヘルプもいい。なにより闘志が素晴らしい。・・・ティボドーのもとで、Kガーネットのようなディフェンスの要になれる力は十分にある。」

・Cブーザー評価記事。筆者「インサイドのディフェンスに難はあるが、トップクラスのPFなのは間違いない。・・・オフェンスでは、右、左から自在に攻められる。Jスローン監督の戦術のおかげで、彼の得点の30%以上がピック&ロールからの得点だ。ブルズでもPGとの連携が大切になる。」

「ディフェンスは、良い時で並。パワーでは対抗できるが、上背がない。横のディフェンスも怪しく、ピック&ロールや素早い相手への対処に問題がある。リバウンドは素晴らしいが、ブロックやファールを誘う動きは殆ど無いため、やる気が疑われるときがよくある。ジャズ時代のスタッツ上では、彼がコートにいるときの+-が-2、という結果だ。・・・結論として、オフェンスで活躍すること、健康であること、監督が彼をディフェンスで今よりは効果的な選手にすること、を私は期待する。」

・Cブーザーのインタビュー記事。ヒゲへのこだわりについて語っている。

■その他の参考記事

・ブルズのメンバー紹介記事。この記事で興味深かった点は「監督はデンにシュートレンジを広げるように言った。・・・CJワトソンはスリーの打てるいいPG。どちらかといえばスコアラータイプのPGだが、司令塔役としてはどうなのか。・・・Kトーマスはビッグマンの教師役。・・・ジェームズ・ジョンソンはスキルはあるがバスケIQが低すぎる。この夏、チームは彼をSGの一員として練習させている。開花すればPピアースのようになる素質はあるが、判断力の悪さがどうしようもない。このままでは出場機会は乱闘の時くらいだ。タイラス・トーマスのようなかんじで、放出される可能性が高い。」など。

・ジェームズ・ジョンソンの記事。この夏、20ポンド体重を落とした模様。

・プレビュー記事。スタメン選手の個人個人のディフェンスは並。DローズとCブーザーにやや不安。Jノアのヘルプディフェンスはいい、という内容。

・Dローズに関する記事。スリーの特訓をしたローズについて、筆者「スリーの特訓をしたからと言ってジャンプシュートに頼るスタイルになってほしくない。まずフリースローをしっかりもらいにいってほしい」

・Dローズの記事。去年、シカゴで一番セクシーなスポーツ選手に選ばれた時の記事。

・Kコーバーの記事。記者会見で、コーバー「俺とカルロスは仲が良くて、契約前もメールでやり取りした。・・・ロニーとも連絡をとった。今日から”シカゴ・ジャズ”の始まりだ。」

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シーズンプレビュー(ネッツ)

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新しいネッツのロゴとチームカラーはこれで決まりダナ!

■この夏に得た主なもの

Aモロー、Jファーマー、Tアウトロー、Tマーフィー、Dフェイバーズ、Dジョーンズ、Bキング、Aジョンソン、新アリーナ、無限の可能性、ロシアとの結びつき

■この夏に失った主なもの

Rソーン、レブロン勧誘費用、Cダグラスロバーツ、Cリー、イ

■最高のシナリオ

CSKAブルックリン(仮)での最初のシーズン、Aジョンソン監督はレッドアーミーのリトル・ジェネラルとして素晴らしい手腕を見せる。

ネッツは若いチームなのに固めのディフェンス、そしてターンオーバーの少ないオフェンスを展開する。オフェンスでは、PG系選手陣(Tウィリアムズ含む)とシューター系選手陣(Tマーフィー含む)が期待以上の活躍を見せ、Aモローの差し歯のような美しい輝きを見せる。

Bロペスはトリプルチームの苦しみから解放され、オールスター選手になる。以後、彼はネッツ史上最高のセンターとして黄金の輝きを放ち続ける。故郷に戻ったマーフィーは(スタッツ上では)ノウィツキーのような活躍をする。

新体制一年目なので、Aジョンソンといえどさすがに60勝はできない。しかし、ペップトークでチームの士気を高め、40勝台でチームをプレーオフに導く。ネッツは老獪なチームに1回戦で負けるが、若手は自信をつける。以後、ネッツは常勝チームになる。

■最悪のシナリオ

レブロンはおらず、チームも移転予定。キッドがいた時のような華やかさはなく、プレーオフに出るわけでもない。よって全体的に、ややしらけたシーズンになる。

新加入のビッグマン達はいまいち活躍できない。Dフェイバーズは未熟すぎてコーチ陣の信頼を得られない。結局、同じ新人のDジョーンズ並の出場時間しかもらえない。Tマーフィーは年齢のせいかイ・ジャンリャンくらいの活躍しかできない。

Dハリスはベンチに下げられる時間が多くなり、不満を漏らし始め、彼と監督との間でコールド・ウォーが始まる。プレーオフ出場争いの大事な時期に、Tウィリアムズはジョシュ・ハワードのような警察沙汰を起こして、Aジョンソンは激怒する。

スター待遇を受けるほどの選手がいないため、ネッツはあと一歩のところでプレーオフを逃す。プロホロフは、NBAの審判がよく不可解なジャッジをすることを承知していたものの、実際に自分が被害を受けると我慢できず、ロシア風ジョークを交えて不満を漏らす。そして昔のMキューバンほどではないものの、何度か罰金を払う。

■参考記事(マネジメントについて)

・Aジョンソンのインタビュー記事。故郷のニューオーリンズの監督にはなれなかったが、恨み等はない、という内容。Aジョンソンはセインツ(NFLのチーム)の選手に対して素晴らしいスピーチをしたため、この夏、彼はセインツのペップトーク係として、Sペイトン監督からセインツの優勝リングをもらった模様。

・マブズ時代のAジョンソンのまとめ記事。新加入のJキッドの使い方に困って彼をベンチに下げたことや、プレーオフ一回戦負けが続いたのが原因で、マブズから解雇された、という内容など。

・Aジョンソンのコーチ哲学に関する記事。リバウンドの徹底、速攻重視、 など。

・Aジョンソンの方針に関する記事。ディフェンスの時は相手をペイント内に入れさせない、など。GMはSGのポジション争いを楽しみにしている模様。

・プロホロフは2006年頃からNBAとビジネスの話をしていた、という内容の記事。CSKAモスクワというブランドを世界に広めてNBAのチームにするのがプロホロフのプランAだったが、結局彼は、NBAのチームを買うというプランBを実行した模様。「まるでネッツはCSKAブルックリンといったかんじだな」という筆者の意見。

■参考記事(選手について)

・SGのAモローとTウィリアムズ比較記事。 TウィリアムズはどうみてもPGタイプの選手で、外からのシュートが上手いわけではないので、2人はSGのポジション争いをするよりも同時にプレーするほうがいいんじゃないの、という内容など。

・ネッツ史上最高のセンターはBロペスなのか、という内容の記事。スタッツ上一番優れている選手は、Bロペス。以下はサム・ブーイ、マイク・グミンスキーなど。

・ジョー・スミス獲得に関する記事。ドラフト3位指名でPFを獲得したのにマーフィーやスミスなどを獲得したということは、Dフェイバーズは今年はまだ未熟すぎて使いにくいと判断されたということじゃないの、という内容。

・Dハリスに関する記事。Tマーフィーの加入により、昨シーズンはできなかった得意のピック&ポップができるようになり、ハリスのアシストがかなり増えるはず、という内容や、層が厚くなるためヘルプディフェンスが来にくくなり、ハリスはドライブしやすくなる、という内容。

・Dハリスに関する記事。彼は声を出してチームを指揮するタイプではないので、リーダーとしてどれだけできるのか、という内容など。

■参考記事(その他)

・ネッツのプレビュー記事。強みはコーチ・オブ・ザ・イヤーが2人いること、バスケ大好きオーナー。弱みは未熟である点、という内容など。

・Aモローの差し歯・・・画像。前歯3本くらいが彼が新たに手に入れた歯。

・レッドアーミー・・・CSKAモスクワのニックネーム。

・リトル・ジェネラル・・・Aジョンソンのニックネーム。

・ロシア風ジョーク・・・オーナーになったときにプロホロフがいくつか言っていた。

・黄金・・・プロホロフの会社で扱っている商品。

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シーズンプレビュー(シクサーズ)

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ミラクルマンとミラクルマンが手を組めば、こんなミラクルが起きるのは必然。

■最高のシナリオ

この夏最高の補強は、球団社長になったRソーン、という結果になる。彼はシーズン中にMichael Jordan-esqueな、神がかったトレードを行い、有望な選手を獲得する。このトレードは、後にチームを大きく好転させることになる。

Dコリンズは念願のシクサーズの監督になり、あいかわらずのミラクルマンぶりを発揮する。これまでのデータ通り、就任一年目にガード陣のディフェンスを向上させ、勝ち数を大幅に増やす。よくコミュニケーションを取るため、若い選手たちは呪縛から解き放たれたようにポテンシャルをフルに発揮する。

AイグドラとEターナーはMジョーダンとSピッペンのような関係でチームをひっぱる。Aイグドラは昨シーズンと違い、カットやドライブからダンクを連発し、毎日のようにハイライト特集でとりあげられる。Eターナーは、サマーリーグでプレーしているかのように素晴らしいスタッツを残す。

チームは序盤は苦しむが、シーズン途中のトレードをきっかけに、静かに快進撃を始め、40勝ほどしてプレーオフ争いに食い込む。Dコリンズ監督はチームをプレーオフに導く年まで、ブースター役としてしっかり仕事をする。

■最悪のシナリオ

Rソーンはなんとかディフェンスのできる優れたビッグマンを獲得しようとするが、Michael Jordan-esqueなひどい選手補強をしてしまう。AモーニングやCチャイルズと契約した時のように、状態のよくない選手を取ってしまう。結果、Eブランドのような選手がもう一人増える。

Eブランドはトレーニングを積んだものの、年齢のせいもあり彼の体はもはや長いシーズンを戦える状態ではなくなる。さすがのRソーンもEブランドだけはトレードできず、やむなくCBA交渉を視野に入れてサラリー総額削減にはげむ。そのためチームはもう1年ほど苦しむ。

Eターナーは一年目はチームの望むような成績は残せず、今年のサマーリーグのような成績に終わる。Lウィリアムズは成長を見せるが、肝心のビッグマンたちは期待に応えられない。

リバウンド、インサイドのディフェンス、スリーが弱点となり、チームは昨シーズンと同じような30勝前後の成績になる。Dコリンズ監督は泣きじゃくり、選手からあきれられ、徐々に信頼を失う。

■参考記事

・Rソーンの過去に関する記事。ブルズ時代はMジョーダンを指名し、ネッツ時代はJキッドを獲得してファイナルまで進んだ、という内容や、Dコリンズとはコリンズが選手時代のときから知っている仲、という内容など。

・2000年から2010年までのRソーンの行動評価記事。Cチャイルズがトレーニングをしていなかったことを隠して太った状態でチームと合流したとき、ソーンはブチ切れた模様。

・Rソーンに関する記事。トレードの可能性などについて、Rソーン「今のところ、ウィングにはいい選手が揃っている。あとは、明らかにPFとCが必要だ。・・・ダレンベアのトレードは私がここに来る前に行われたものだ。彼を保持していれば、彼の契約がシーズン後に切れるのでキャップスペースは空いただろう。・・・でも選手たちはホウズとのプレーを楽しめると思う。」

・Dコリンズに関する記事。彼は友達や家族のいるフィラデルフィアか、ゆかりのあるブルズの監督の座をずっと狙っていた模様。

・Dコリンズ特集記事。彼は、就任一年目に勝ち数とディフェンスを大幅に改善するミラクル・マン、という内容。特にガード陣のディフェンスが改善する模様。

・Dコリンズのインタビュー記事。イグドラについて、監督「もちろん彼はオフェンスでも重要だ。だが、彼にはカットやドライブで攻めてほしい。ジャンプシュートは彼の強みじゃない。スリーもあまり打ってほしくない。」

・Dコリンズに関する記事。若手の育成は上手だがプレーオフで勝てない、ガード陣は育つがビッグマンは育たない、という評価がある模様。

また、試合に負けた時などのコリンズの取り乱し方はひどかった模様。ブルズの監督時代、Mジョーダンが他のチームの選手に「うちの監督は毎日泣いてるんだぜ。」と言った模様。

ピストンズの監督時代、Aヒューストンが移籍したとき、コリンズはロッカールームで選手に向かって「あいつは失敗すると思う。」と言った模様。そのせいでチームの雰囲気を悪くして、Gヒルがオーナーに彼の解雇を提言して、結局コリンズは解雇された、という過去がある模様。

・Aイグドラの記事。昨シーズンの役割などについて、イグドラ「昨シーズンの俺たちはジャンプシュートを多く打って、俺はスリーを多用していた。しかし、それは俺の意図ではなく監督の方針によるものだった。今シーズンは、Dコリンズ監督は俺にカットやドライブを多くさせると思うよ。 」

・シクサーズプレビュー記事。チームの弱点はインサイドのディフェンス、スリー、ハーフコートオフェンス、ディフェンシブリバウンドで、強みはペリメーターのディフェンス、といった内容など。

・Mスペイツとのインタビュー記事。スペイツ「去年は怪我をしたから良いプレーが出来なかった。・・・この夏は食事を野菜中心に変えた。・・・今シーズンはもっとインサイドでのプレーが増える。昨シーズンはオープンなら打て、と言われていた。 」

・ルー・ウィリアムズのインタビュー記事。ウィリアムズ「KコーバーやJカポーノのようなスリーポイントシューターのようになろうと練習している。また、アイバーソンのようにペリメーターで得点しようと練習している。もちろんディフェンスの練習も必要なので、足の筋力を鍛えている。」

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シーズンプレビュー(セルティックス)

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2011年セルティックス優勝パレード画像・・・になるか。

■最高のシナリオ

セルティックスは新たな時代、ポスト・スカラブリニ時代に向けて不安を抱えつつの船出になるが、開幕してみれば、強さは全く変わってないことがわかる。「年齢」だの「健康」だの使い古された表現しか使えない専門家をあざ笑うように、堅実なプレーで着実に必要な勝ち星を積み重ね、満身創痍になりつつも優勝する。

P ピアースとRアレンはあいかわらず、美しく巧みなジャンプシュートで、そしてチームは激しい闘志でファンを魅了する。シャックとビッグベイビーがインサイドにいるとき、対戦相手のガードはドライブをためらう。

また、新人が活躍し、Aブラッドリーはディフェンスで活躍する。ハランゴディーはBスカラブリニ役に向かって邁進する。

優勝パレードでは、シャックとビッグベイビーが口からアドレナリンを出しながらダンスを披露し、ラップをする。それを見てLAファンは吐き気をもよおす。オーナーのウィク・グロースベックは恍惚の表情で町を走りまわる。

■最悪のシナリオ

アシスタントコーチのトム・ティボドーやクリフォード・レイの抜けた穴は大きく、状況に合ったディフェンスができなくなる。なんとかプレーオフには進出するが、勝ち進むことができなくなり、2回戦でマジックに負ける。

シャックやJオニールはセルティックス時代のVベイカー並みの活躍しかできない。シャックの権力のせいで、チームは彼の練習時間の短さに目をつぶったり、彼を無理にでも試合にねじ込まざるを得なくなったりして、どこかかみ合わなくなる。ガーネットのジャンプ力は元に戻らず、ファンは彼のアーリーウープダンクを目にすることはなくなる。

新人たちはあまり役に立たず、レッドクローズ(セルティックスのDリーグのチーム)に入り浸る。ビッグマンが入れ替わるように怪我をするが、新人のSエルデンはシェルダン・ウィリアムズ役すらつとまらない。ラシードが2月に復帰するが、あまり機能はしない。

衰えたとはいえ家族のような絆で結ばれた主力選手を簡単に放出することはできない。シーズン後、オーナーはリビルディングを選択せず、主力選手の契約が切れるまで、もう一年マイナーチェンジで乗り切ることにする。その日まで、チームは加齢臭を漂わせながら苦しみ続けることになる。ピストンズのように。

■参考記事

・Pピアースの記事。彼はラジオ局の番組でラシードに「2月に再会しようぜ」と言った模様。

・Pピアースの記事。コミッショナーになったらやりたいことについて、ピアース「リムの高さを3インチ上げたい。現在の選手の運動能力はクレイジーだ。高さを変えれば、選手はみんなジャンプシュートを、そして今よりましなプレーのしかたを身につける必要が出てくる。プレーは改善されるし、基礎もしっかり身につく。間違いないよ。」

・セルティックスのプレビュー記事。ガーネットのアーリーウープダンク最近見てねぇな、という内容など。

・新人のハランゴディーに関する記事。彼をスカラブリニと比較するやつばかりだな、という文など。

・今年の新人の中でディフェンスが一番いい選手はだれか、という記事。投票の結果、1位はAブラッドリー。

・シャックとビッグベイビーが格闘技の大会にやってきた時の画像

・チームのアシスタントコーチ、クリフォード・レイがチームを去る、という内容の記事。Kパーキンスやビッグベイビーなど多くのビッグマンの教育係をしてきた人らしい。

・元審判のドナギーの記事。ある試合中、コートサイドの近くにいた男がうるさかったので追いだそうとしたら、セルティックスのオーナーのグロースベックだと知って驚いた、という内容など。オーナーのわんぱくぶりについて、ドナギー「彼は過去何年も審判を侮辱して、かなりの罰金を払っている。」

・グロースベックがボストン・マラソンで完走した時の画像

・シャックのインタビュー記事。これまでの移籍について、シャック「ボストンでも言ったが、俺は自分という会社のCEOのようなものだから、物事は俺の描いた通りにならないといけない。俺はなめられるようなことだけは我慢出来ない。俺にふざけたことをしてほしくない。俺は子供じゃないし、リーグでのキャリアも長い。フェニックスからの移籍は、ボス(Rサーバー)には金がなくて、俺の年俸が高かったからしかたなかった。俺がボスに嫌われたわけじゃない。マイアミでは、俺とパットがうまくいかなかったから、移籍という結果になった。どの移籍も、俺の了承があって成立したんだ。レイカーズの時は、チーム側に「君をユタにトレードする」と言われたが、俺は「俺はそんなもの承知しない。そんなことをしたら君たちは和解金を払うはめになるぜ。」と言った。そしてマイアミ行きになった。マイアミの時も、俺は「フェニックスに行きたい。」と言った。」

Pライリーと不仲になった原因について、シャック「俺は約5時間も練習する男じゃなかったからな。いろんな監督がいる。当時の俺はファイナルに4回出て3回MVPをとった男だった。レイカーズでは、フィル(ジャクソン)はメンバーに1時間半の練習でいいという扱いをしてくれた。俺はビジネスマンだ。誰がどう俺を評価しているか知らないが、俺は誰の意見も気にすることはない。俺はただ仕事をする男だ。」

・シャックのインタビュー記事。ボストンでの役割について、シャック「監督は「君の役割は限定される」と言ったが、俺は脇役であることは気にしない。38歳だしな。・・・もし俺が28歳の時にそう言ってたら問題になってたぜ、ドック。」

キャブズとセルティックスについて、シャック「セルティックスのメンバーはシュート数を気にしないところがいい。キャブズではモー(ウィリアムズ)が15本打ったら、出場時間の少ない選手の中には「なんで彼が15本で俺が4本なんだ」と言う選手がいた。だから俺は代理人に「残りの2年は良いチームで過ごしたい」と伝えた。ジャーニーマンと言われても気にしない。俺はだいたい3年ごとにチームを渡り歩くようにできてるんだ。」

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シーズンプレビュー(ラプターズ)

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バルニャーニ、飛翔の年。

■最高のシナリオ

ブレーカーの落ちたジュラシック・パークにいる恐竜のように、若手は走りまくる。ボッシュはいなくなったが、若手がステップアップする。

The Young Gunz(Dデローザン、Sウィームズ、Aジョンソン)の3人が中心になり、速さで他のチームを苦しめる。 Aジョンソンはホッケー選手のような激しさでプレーし、人気が出る。調子にのりすぎて、Youtube動画を濫造する。クレイザはスタメンクラスの選手であることを証明し、いいときのターコルーのようなプレーをする。バルニャーニはダブルチームに冷静に対処できるようになり、大事な場面で冷静にシュートを決め、女性にもてまくるようになる。

チームはプレーオフには進出しないが、少し前のシクサーズのようにシーズン後半に猛スパートをかけて、まわりをひやひやさせる。

■最悪のシナリオ

さすがにこのメンバーではNBAで勝ち越すことはできない。NBAは世界選手権と違うことを各国代表メンバーは実感する。チームは世界選手権のカナダのように負けまくる。若さ、未熟さが大事な場面で露呈する。マイアミでボッシュが、フェニックスでターコルーがほくそ笑む。

Sウィームズのターンオーバーは多く、控え選手の域を抜け出せない。デローザンも大事な場面ではボールが手につかない。バルボウサは徐々にシーズンの長さにたえきれなくなり、ベリネッリ並のスタッツしか残せなくなる。

The Young Gunzのメンバーの誰か(Aジョンソンあたり)が調子にのりすぎて、銃所持で逮捕され、ユニット名を変更するはめになる。

GMがぱっとしなくても、チームに負けがこんでも、「強いチームをつくる気はないのか、ゾーンディフェンスをもっと使ったらどうだ」というファンの罵声を浴びても、Maple Leaf Sports & Entertainment (チームのオーナーである会社)は冷静にビジネスを続ける。そして例年通り、Ontario Teachers' Pension Plan(MLSEの株主。カナダでトップクラスの投資家グループ)のために着実に利益を積み重ね、献上する。

■参考記事

・MLSEに関する記事。彼らの保持するチーム(メイプルリーフズやラプターズ)は弱いが、収入はそれぞれのリーグで上位をキープ(昨シーズンは1位と10位)。MLSEのチームは勝てないけど、金稼ぎの天才だぜ、という内容。

・MLSEに関する記事。GMのコランジェロは契約最終年だが、MLSEのボスに気に入られているので再契約してもらえる可能性が高い模様。契約について、ボス「シーズン中に、取締役会でブライアンを次のGMに推薦するつもりだ。彼の子供はここの学校に通ってるしね。」

・ラプターズのプレビュー記事。昨シーズン、AジョンソンとRエバンスはホッケー選手のような激しさでファンの間で人気になった模様。ボッシュが抜けたシーズン終盤、バルニャーニはダブル、トリプルチームに苦しんだ模様。

・Sウィームズ特集記事。チームの中心選手になるため、彼は成功率13%のスリーを磨いている模様。ウィームズ「今年はキャリア最高の年になるぜ。・・・アミールとダマーと一緒にThe Young Gunzというユニットを作ったが(アリーナス銃事件のせいで)名前を変えなくちゃいけないかもしれないな。」

・The Young Gunzの動画。3人のダンクを評価してくれ、負けた人はタイツをはいて街を歩く、という内容。特にAジョンソンは最近、かつてのボッシュ並に動画を作りまくっている。そして中国やESPY有名人バスケ大会など、いたるところに出没している。

・バルニャー二がモデルの女性とからみ合っている動画、画像。GQの写真撮影をしている模様。

・バルニャーニに関する記事。筆者「コランジェロはいつも「バルニャーニは大事な場面でも落ち着いてプレーする」と言っている。しかし、私の目からはむしろ、大事な場面では彼は消えている場合が多い。ボッシュが怪我でいなかったときでも。」

・Lクレイザの記事。「カーメロのバックアップをしていたが、それだけの選手じゃないことを証明する」、という内容。

・バルボウサの評価記事。オフェンスパターン分析用のスタッツ上では、オフェンスのパターンがベリネッリと酷似している、という内容。

・ラプターズのアシスタントコーチとのインタビュー記事。コーチ「夏の練習ではウィームズのターンオーバー数に注意したい。・・・デローザンのボールハンドリングも向上させたい。昨シーズンは自信を持っておらず、大事な場面でPGにボールを渡していた。」

・ゾーンディフェンスをもっと使ったらいいんじゃないの、という内容の記事。ディフェンスが最低で、失うものは何も無いからもっと使っていこう、と。

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シーズンプレビュー(ニックス)

読んでないNBA記事がたまっているので、今日からぼちぼち読んでいこう・・・NFLにのめりこみすぎた。読むついでに、シーズンプレビューという形で記事にしてみます。例年通り、最高のシナリオ、最悪のシナリオをなるべくリアルに想像してみます。とりあえず、個人的によくわからないチーム、ニックスから。

■最高のシナリオ

ジャンケンに勝ち続けるように幸運が続き、チームは43勝してプレーオフにいく。好調の一番の要因はチームの団結力。トゥリアフはイタリア語など五ヶ国語を自在に操り、メンバーとよくコミュニケーションを取り、チームの団結力を高める係になる。仲の良いフェルトンとアマレがチームをひっぱり、チームにいい影響を与える。フェルトンは学生時代のようにいきいきとプレーする。

ガリナーリはファールをもらう演技力を伸ばして、得点力を上げる。リバウンドも積極的に取るようになり、ヒアロフォビア(ガラス恐怖症)と呼ばれなくなる。プレーオフではRメイソンのコーナーからのスリーがさえにさえる。

Kジェンキンスがいなくなったジェッツ、戦力がかみ合わないジャイアンツ、ヤンキースはプレーオフを逃す。ニューヨークの主なチームが軒並みプレーオフを逃す中、ニックスだけがプレーオフに出場という異例の事態が起こる。1回戦で負けるが、ファンは健闘をたたえる。

■最悪のシナリオ

去年のウォリアーズのように、主力選手は軒並み怪我に見舞われる。チームとしては、あいかわらずリバウンドが取れない。ディフェンスが機能しない。ローテーションから漏れた選手が不満を漏らす。謎の選手起用が今年も行われる。

Wチャンドラーはなかなか成長できず、普通のSFという評価の域を抜け出せない。モズゴフは希望する出場時間がなかなかもらえず、ミリチッチのようにホームシックになる。Eカリーに対して、バスケへの情熱を誰も教えることができない。金を稼ぎたいカリーは中国へ行く。(怪我の)傷の癒えないあずにゃん(アズブーキ)は悲しげな表情で、一人、自宅で音楽を奏でる。

シーズン終了後、ウォルシュが体調を理由に辞任し、IトーマスがGMになる。ニックスファンは過去の思い出に浸り続ける。

■参考記事
・チャンドラーの評価記事。スリーが減ってゴール下での得点が増えている、という内容。普通のSFで終わらないでね、Ill-Willというあだ名が悪い意味で使われないように頑張ってね、という内容。

・ガリナーリの評価記事。ファールをもらいに行く機会が増えてフリースローの試投数が増えている、ファーストステップが遅い、積極的にリバウンドにいかない、などという評価。

・昨シーズンのRメイソンの評価記事。コーナーからのスリーが得意の模様。さすがスパーズの男。真ん中からの確率は低め。

・フェルトンのインタビュー記事。彼は同じ世代のアマレとプレーする機会がよくあったらしく、仲がいい模様。学生時代のようにアップテンポなプレーができそうだ、とワクワクしている模様。

・アズブーキの記事。ヒップホップが好きらしく、自分が作ったビートをラジオで流してもらったことがある模様。

・スタークスの誕生日を祝うファンの記事

・ロシア人センター、モズゴフのインタビュー記事。ルーキーで、監督がダントーニなのに、10分から15分の出場時間が欲しい模様。

・Eカリーの記事。誰も教えることのできないサイズという素晴らしい物を持っているのに、バスケへの情熱がないなんて、という内容。

・ニックスのプレビュー記事。43勝は多すぎないか。

・トゥリアフの記事。オフなのに、すでに新しいチームメイトとコミュニケーションを取っている模様。

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