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ヴァイオレット・パーマー

NBAでただ一人の女性審判、ヴァイオレット・パーマーについての記事を読んだ。どんな人なのか知らなかったので読んでみました。

以下、記事より。

■ヴァイオレット・パーマー

・NBA史上初の女性審判であることについて「歴史に残ることをしたという実感はないです。引退したらそう思うかもしれませんけど。今は仕事に夢中で。最高の審判になろうという思いだけです。・・・黒人月間(毎年2月)のとき、近所の郵便局の方が私の写真を飾ってくれたことがありました。「私の息子が、あなたはかっこいい、って言ってますよ」と言われたりしましたが、まだ自分では特別なことをしているとは捉えられないですね。」

・いまだにNBAの女性審判が一人であることについて「自分のせいで敷居が上がったのかもしれません。Dリーグに一人優秀な女性審判がいるんですが、(審判のための)キャンプでいい結果を出せばチャンスがあるかもしれません。」

・同僚の審判について「同僚の60人の審判は素晴らしい方です。みんなでバーに行けば私はお金を払わなくていいんです。私は「Queenie」と呼ばれてますね。「Queenie、何にしますか」と言われたり。みんな紳士的で、私を女性として扱って、敬意を払ってくれます。」

・職場での性差別やセクハラなどについて「特に変なことも、性差別もありません。以前、ある選手にビッチと呼ばれたことはありますけど、ちゃんと謝ってくれました。(生理前だからイライラしているんですかなどの)PMSジョークも言われたことはありません。選手は、審判としての力量だけを見てくれます。」

・選手の態度について「初めて選手から認めてもらえたと思ったのは4年目くらいのときですね。ファールをコールしたとき、「あの審判は正しい」という態度をとってもらったことです。・・・今ではフロアに出ると選手からは「どこに行ってたんですか?俺たち、嫌われたのかと思いましたよ。彼女が俺たちのもとからいなくなった、とみんな思ってたんですよ」と声をかけられます。メディアの方より丁寧に接してくれます。私が髪を切ったら「バイオレットさん、かわいい髪型ですね。ブレードもよかったけど、これもいいなぁ」と言ってくれました。仕事に対しても敬意を払ってくれます。・・・おしりを叩かれたり、ハグをされても、自然な流れであれば問題ありません。試合の開始時にハグやキスをしてみんなであいさつしますが、そこでも敬意があれば何も問題ありません。」

・家族などについて「1年のうち6ヶ月程の間は家にいません。クリスマスなどの祝日や家族のお祝い事の時にも仕事があります。オフの間になるべく埋め合わせるようにしています。・・・子どもを持つ予定は今のところありません。自己中ですね。でも仕事が好きなんです。そういうタイプなんです。それに姪や甥は山ほどいますからそれで十分です。・・・子どもを持つ予定ができたとしても、リーグから休みはもらえるでしょう。けが人が出たときのような感じですね。」

・女性であることについて「記者の方が教えてくれたんですが、選手の多くは私の中に、シングルマザーである彼らの親の面影を見ているようなんです。熱心に働いて彼らを育ててきた人の面影を。仕事がしやすくなるので、そういう点では助かっています。ただ、それで楽や得をしようということではありません。」

・2006年のニックス対ナゲッツの乱闘のときについて「私は乱闘シーンから離れた場所にいたんですが、もうキャリアは終わったと思いました。乱闘が起こるときはいつも、「なにか自分たちの仕事にだめなところがあったせいなんだ」と思います。あの時もそう思いました。ただ、試合後のレビューでビデオを見たら、別にそういう事はありませんでした。・・・正直なところ、怖くはありませんでした。殴り合いが始まればどうしようもありませんから。審判ができることは、殴り合いが始まる前に止めることだけです。あのときは、「キャリアは終わった」と思っただけですね。」

・セクハラ事件が起きた場合について「もし、私たち女性審判の誰かがセクハラのようなことをされれば、無視できません。Dリーグには25人の女性審判がいますが、彼女たちも同じような扱いを受けて広がる可能性があるためです。」

・男社会で働く女性に向けて「NBAは男社会だと言われていますが、私はそう思っていません。私がここで仕事を始めたとき、女性解説者はいませんでした。でも、今や野球とホッケーを除いたすべてのスポーツで女性解説者が活躍しています。仕事さえできれば、受け入れられるんです。素晴らしいと思います。今や私は特別な存在ではないんです。」

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コメント

一時期金髪の女性審判もいた気がするんですが辞めちゃったんですかね。

個人的にはヘイウッド・ワークマンが審判やってるのがなんか嬉しいです。
僕がNBA見始めた時にペイサーズの控えPGだった彼が今審判やってるなんて。
選手の気持ちわかりそうでいいと思います。

投稿: yakisaba | 2011年2月 2日 (水) 17時23分

金髪の方>
97年に、その金髪のDee Kantnerという女性とパーマーが一緒に、NBAで初めての女性審判になったそうです。でもKantnerさんは審判としての評価が全審判中最低になったので、2001年頃に解雇されたそうです。

http://www.insidehoops.com/forum/showthread.php?t=82382&page=2

投稿: たつお(管理人) | 2011年2月 2日 (水) 23時15分

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